福祉用具のこと
レンタルor購入
さてさて、2月に入りようやく1回目の夜イベントとなりました。本日の介護保険勉強会は、福祉用具についてのお話し。
今回参加頂きました現場で働くヘルパーさんたちは、在宅サービスで介護保険を利用してレンタルできるもの、購入できるものについて知らないことがほとんどであったみたい。
施設で勤務されている方もレンタルや購入といった事すら知らない方も多いのではないでしょうか。
当然と言えば当然かな。在宅介護サービスの中で、「介護」と「福祉用具」は同じようで何とな~く違うなってイメージを持ってる方も多いのかなって個人的に思いますし、そもそも施設では介護保険を利用して福祉用具のレンタルや購入ができないところもありますので、介護=現場の職員や利用者と直接関わるとすれば、福祉用具は間接的に関わる側面があり業者さん的な存在になってるのかも知れません。
福祉用具の商品について
レンタルや購入については、今回の勉強会でやりましたので、補足としての福祉用具商品のことについて記述していきたいと思います。
まず、多くの福祉用具事業者が街によくある事業者だと思います。
商品の流れとしては、メーカー → 卸 → 街の福祉用具事業者
そんな感じで商品が流通していきます。ま、小売業と変わらない感じです。
福祉用具事業者には、消毒と保管の義務がありましてそれを街の小さな福祉用具事業者が行おうとするには、設備やら場所やら要するにお金がかかりすぎてしまうってことなのです。そういうわけで、福祉用具事業者の多くは卸からレンタルした商品をお客さんにレンタルしているという形をとっています。
そして、使い終わった商品や故障した商品などは卸業者へと回収され消毒と保管、整備などが行われレンタル商品へと回されるということになります。
ザックリと記述しましたが、大まかな福祉用具レンタル商品の流れはこういう形でサイクルしています。
使用済み商品は回収して綺麗にし、保管、それをレンタルしているという感じになります。